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大道 博行
no journal, ,
レーザーはエネルギーを時間的(フェムト秒10のマイナス15秒),空間的(波長0.8ミクロンの数倍まで)に圧縮することができる比類のない性質を有している。この極限的に高いエネルギー密度により荷電分離を生じさせ、荷電粒子を加速すると、超小型粒子線加速器として用いることが可能となる。ここではその中のレーザー駆動陽子線の発生とその利用研究を目指した研究開発の現状について紹介する。すなわち、レーザー加速器を目指した一連の実験研究の現状,今後の研究の方向を述べる。次にこのレーザー加速により得られたビームの特徴を述べ、それの利用研究(科学研究への応用,工業利用の可能性,将来の医学利用等)について紹介する。さらに現在進行中の光医療産業プロジェクトの現状についても報告する。
匂坂 明人; 長友 英夫*; 大道 博行; Pirozhkov, A. S.; 小倉 浩一; 織茂 聡; 森 道昭; 西内 満美子; 余語 覚文
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超短パルス高強度レーザーと物質との相互作用により発生する高エネルギーのX線,イオン,電子は、テーブルトップの放射線源として注目されている。特に高エネルギーイオンについては、医療用としての小型加速器への利用が期待されている。本研究では、レーザー励起の高エネルギーイオン発生を目的とし、陽子発生の実験を行った。原子力機構設置のチタンサファイアレーザーを用いて、薄膜ターゲットに照射した。陽子計測と同時にレーザーのプリパルスにより生成されるプリプラズマを干渉計測により測定した。測定結果を多次元流体シミュレーションコードによる計算と比較し、プリパルスとの関連性を調べた。さらにプリプラズマサイズに対する陽子発生の依存性を調べ、プリプラズマの分布を抑制することで陽子の発生量が大きく変化することがわかった。
小川 奏; 青山 誠; 赤羽 温; 辻 公一; 末田 敬一*; 河仲 準二*; 西岡 一*; 藤田 雅之*; 山川 考一
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イットリビウム(Yb)系のレーザー材料は、次世代のレーザーダイオード励起レーザー用材料として近年盛んに研究が行われている。吸収帯域が広く長い蛍光寿命を持つYb系材料はLD励起に最適であり、高効率なレーザー動作が可能である。そこでわれわれは、Yb材料の中でも特に広い発振波長と長い蛍光寿命を持つYb:YLF結晶を用いて広帯域,高効率,高エネルギーなピコ秒レーザーを開発した。さらにこのレーザーを励起光とする超広帯域OPCPAを行い、500nm以上の増幅帯域と3.210の増幅利得を得た。